2015年01月30日
今日は朝のうちは雪が降ってとても寒くなりました。家の中でストーブをつけていてもなかなか暖かくならず、今日の寒さは特別な寒さなのだなと感じています。大雪になったり雪が沢山積もるということはなかったので、よかったと思っています。
寒さの中で読書のための本を探しに出かけていたのですが、宵の頃にはまだ少し小雨が降っているようでした。先日購入した厚手の手袋が効果を発揮してくれて、寒さや冷たさを感じることもなく暖かいまま外出することができました。
ここのところは昭和の頃の純文学を探すことが多いのですが、この日もいつものとおり同じコーナーを眺めていました。学生時代の頃にくらべると、いろいろな文学の種類を読み込むことができるようになったようにも思うのですが、作者や内容によってはまだ少し難しいかなと感じるものもあるようです。
帰りの道すがら街路樹の木に目がとまったのですが、夜の暗さの中で街路灯に映ったシルエットが、どうやら梅の木のように思って眺めてみると、紅梅の花の蕾がいくつかついているようです。一輪か二輪だけ開花していたようでしたが、この寒さの中でいつの間に開花したのだろうと、意外さと嬉しさが同時に湧いてくるようでした。
雪の降る凍てつくような寒さの中で、日の光りをたよりに花を咲かせるのか、花の兄と呼ばれる梅の花には敬意すら感じられるような気がするようでした。