2013年11月20日
ここ数日の間、やや気温の高い過ごしやすい日が続いています。晩秋というよりも、秋の中頃のような爽やかなお天気の日です。朝晩はだいぶ冷え込むのですが、日中の気温は少し高くなります。透き通るような青空が大変美しく感じられるこの頃です。
今日は夜になってからも、空気が澄んでいたためか、綺麗なお月様を見ることもできました。今の頃の月夜のことを菊月夜というのでしょうか、このくらいの月明かりがあれば大輪の菊の花などは、きっと月明かりに美しく照らし出されるようにも思います。
季節の風情を探していて、今年の秋口は少し月夜にも感心を持ってみたのですが、十五夜に十六夜の月など、少し思い出にも残るような楽しい時間を過ごすことができました。
月夜というのは季節の風情を感じるなかで、大切な要素の一つだと思います。これからの冬の時期は、冬の花や季節の趣のなかに月夜の景色を感じることのできる場面が、どんなところにあるのかと考えてみたりします。
雪明りや雪月夜・雪月花、いろんな場面を想像して考えてみたりしますが、心に残るような素敵な光景は自分の意図していない時に、不意に訪れることが多いものです。それは素敵な人や真心との出会いとも、どこか似ているようにも思えます。