2014年02月07日
今日も気温が低くてとても寒い一日となりました。明日は東京でも20年に一度くらいの大雪になるようです。交通機関などにも遅れや欠航がでるようですが、なるべくなら外出をしないで過ごすのが一番よさそうです。
明日は大雪になりそうなので、私は近くのスーパーに出かけて食料や飲み物などを購入していました。大雪が土曜日と日曜日のお休みにあたるせいか、大勢のお客さんが訪れ、スーパーのレジに並んでいるようでした。長靴やスコップなどを購入している方もいて、明日の雪への備えをしているのだと感じました。
2月の今の頃は、雪も降り寒さも最も厳しい頃ですが、なぜか不思議と私は真夏の終わり頃のことを思い出していました。連日で35℃を越えるような猛暑の中、訪れた歴史ある古いお寺の境内で、まだ青々としていた紅葉に囲まれながら蝉時雨を聞いていました。
本堂の脇の透き通った水のせせらぎに、白い鷺草の花が可憐で清楚に咲いていたのを憶えています。真夏の暑さの中、木陰に吹く風にはどこか秋の気配が感じられたのですが、真冬の今でも季節の変化がどこかに感じられるかなと考えていました。
雪が降り、積もった積雪が春の日差しに解け出す頃には、湿った黒い土の上にも、蕗の薹や鮮やかな黄色の福寿草の花が顔を出している頃かもしれません。