2014年02月19日
今日はよく晴れて少し気温も高くなったように思いました。風はまだ冷たいのですが、日差しが強く春の柔らかい日差しというよりも、紫外線の強い初夏の日差しを思わせるほどです。それほど空気が澄み渡っていて、青空が美しいからかもしれません。
いつも見る梅の花は日を追うごとに咲いているものが多くなってきました。日当たりのよいところでは、五分咲きくらいまで咲いている枝のものもあり、いよいよ春がやってくるのかなとそんな気持にさせてくれます。
足元にはこの前の大雪で積もった雪がまだ残っているのですが、紅梅に白梅、ピンク色のものなど色とりどりの梅の花が咲き始めています。日差しの強さを見ていると、あっという間に春が来てすぐに暑くなってしまうのかなとそんなことも考えたりしています。そう思えば春が遠くてなかなか暖かくなってくれないということも、どことなくこの時期の季節の風情や情緒のひとつのようにも感じられるものです。
見事な紅梅にピンク色の梅の花を撮影して、まだあまり咲き出していない白梅の花を写していると、柔らかい風にのってしばらくの間梅の花の香りに包まれました。白梅はまだあまり咲いていなかったので、ピンク色の梅の花の香りだったのかなと思いました。
美しく咲く梅の花の香りは、優しさや思いやりの心を届けるために春の風がやってくるのを待ちわびているのかもしれません。