店長日記

市長選の痛撃

2021年08月14日

市長選の結果はどこが勝ち残るかという定説をひっくり返すものであったように思います。都市部の選挙でリベラル有利なのは分かりますが、保守の割れた票を積み重ねても、リベラル全体の表には届いていないようです。
勝ち馬が分からなくなったことで、秋の選挙では大負けをする可能性が出てきました。本人たちは民意を汲むこともできないばかりか、自分たちの置かれた状況も理解できていないようです。
第三党を含めても過半数を取れない可能性が出てきましたが、第四党を抱え込んで吸収してしまいそうな感じがあります。そうした場合に、民意が反映されることはまた不可能になってしまうのです。それを防ぐための一つの手立てとして、選挙で負けても第一党でいるということをなくす必要があります。
昔我々が政治改革に夢中になっているときに、小選挙区制を導入したのは、二大政党制を育てるためです。結果がはっきりとでやすい小選挙区制の方が、それに向いていることを知っていたからではないでしょうか。第四党を巻き込み消滅させられるくらいなら、今の選択肢は不本意ながら腐敗のない第二党ということになるのでしょうか。
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