店長日記
東京8区
2021年10月02日
前回の選挙の得票数を見てみると、驚くような真実が見えてきます。当選した与党候補は約10万票、その他の候補の合計が約12万票もあるのです。無所属の方の1万2千票を差し引いても、野党を合計すると10万6千票くらい、なんと与党候補を上回っているのです。つまり半数以上の票が実らず、4割強くらいの票が当選者を決めているのです。しかも50パーセントくらいの投票率と考えると、世の中の政治は二割から三割くらいの人の組織票によって決められていたのです。これでは政治がよくならず、一部の人のためだけの政治になってしまうわけです。野党の側は今回の共闘でこうした効果があることをもっと訴えなければ、勝ち馬に乗りたいという人の票まで取り込むことはできないでしょう。