店長日記

国家戦略

2020年11月02日

海外の情報を見ていると、驚くことが多いものです。ついこの前まで発展途上といわれていた国々が、急速に発展しているからです。写真などを見ていると、すでに東京などよりも近代的で大きな開発がされているようです。我が国の首都が発展途上といわれていた国々よりも劣るような印象すら受けてしまいますが、向こうは新しい建物であるのに対してこちらは老朽化の著しい建物になってきます。緊縮財政にとらわれるあまりに、発展途上国の進歩にも追いついていけなかった我が国の現状がここにあります。まだこのような状況においても、我が国は進んでいると思い込んでいる人が多いのですが、明らかに取り残されている現状に気が付くべきです。
現地の人に聞いてみると、それらの発展には外国の資本の流入が大きくかかわっているようです。そこにはとてもしっかりとした、国家的な戦略が見てとれるのですが、他国との経済的な結びつきは政治的な発言にも結び付いているようです。我が国を追い抜いた途上国がしっかりとした国家戦略を持ち、またその恩恵を受ける途上国自身が我が国より大きく発展していっています。失われた三十年に国家的な戦略はあったのでしょうか、私にはこの期に及んでまだ緊縮に走ろうとする姿勢が抜けていないように思えてなりません。頑なな我が国の姿勢は恐ろしいことですが、我が国は発展途上国にあらゆる面で次々と追い越されているのです。
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