店長日記

接種とMMT

2021年03月24日

本来ならワクチンの接種や感染症対策にもMMTは活用されるべきだったのではと思っていますが、現状はまったくその反対のようです。予算がつい先日決まったばかりでも、その内容が気になるところです。仮に、予算の中に接種のためのクーポン券などの予算が入っていて、全国民をカバーできるのであればそれはよいことでしょう。明らかに先手の対応で、安心して国政を任せられるというものです。でも、本当にそうなっているかが疑問のところではないでしょうか。
もしも、こんな素人にも思いつくような発想が入っていないのであれば、またしても後手の対応となる予算組に、安心して任せていられるということは言えるでしょうか。
選挙制度という民意を反映させることのできるシステムを持ちながら、まったく選挙にも行こうとしない。民主主義はまるで機能していないというのが、我が国の現状のようです。初めから民意などといういい加減なものを反映させることをせず、優秀なリーダーによって国のかじ取りをしていくという独裁国家の発想は、ある意味まとを得ていて正しいことのように思えてなりません。正しい国の発展の仕方を見ていれば、民主主義がいかに愚かなものなのかと突きつけられているのではないのでしょうか。
考えてみれば、商品券の配布には消費喚起という作用もあったはずです。一石二鳥のよい政策となったはずですが、そういうことを一切しようとしません。我が国は本当の意味での後進国となってしまっているようです。G7やG20を抜けた後に、基軸通貨まで失うのは時間の問題のように思えてなりません。その時になって活用しなかったMMTを始めることはできず、財政破綻は本当のことになってしまいそうです。座して衰退を待つ、これほどよく現状を言えている言葉はないでしょう。ロスジェネを失ったことが、これほど大きく影響しているのではと思えてなりません。アジアの三等国となる日は、だいぶ近いように思っています。
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