ハイヒールストッキング

今日は朝から雨が降ったりやんだりで、肌寒い気温の低い一日でした。明日は少し暖かくなるようです、秋らしいよいお天気になるといいですね。
毎年のことなのですが、いつもこの時期は秋の肌寒さの方が気になってあまり季節の移ろいを楽しむほどゆとりはなかったのですが、なぜか今年はいつもの年よりも晩秋や初冬の訪れを楽しみに過ごしています。一つには紅葉を楽しみたいというわくわくした気持ちと、初冬に季節の風物を見つけてみたいという好奇心のようなものがあるからかもしれません。
関東の北部まで紅葉の前線が南下してきていると思っていたのですが、もうすでに東京の郊外でも紅葉の見られるところもでてきたみたいです。今週くらいなら東京でも紅葉のはじまりの頃を、そして来月の中頃には関東の南部でも紅葉が見られる頃でしょうか。本当に色鮮やかで素敵な季節の趣だと思います。
いつもの年なら、１０月を過ぎると年末に向けて何かとあわただしくなり、寒さばかりが気になってあっという間に年が明けてしまっていたように思います。同じ忙しかった頃でも、学生時代には秋の実りや季節の移ろいを感じていられたのになと振り返ったりしています。
心にゆとりのなかったここ数十年の間、それは本当に無味乾燥で味わいの無いものだったのかもしれません。季節を感じることもできなかった余裕のなさは、人の優しさや真心にも気が付けていなかったようにも思います。
季節の移ろいを感じること、人の心を思いやる気持ちや優しさに感謝をする気持ち、それは幸せを感じる気持ちと同じことなのかもしれませんね。