ハイヒールストッキング

今日も秋らしい爽やかな涼しい陽気となりました。気温はやや低くても日差しがまだ強くて、歩いているとちょうどよいくらいの感じです。スポーツや行楽にはもってこいの季節です。
さて、私の仕事場には高齢の方が多く勤めていますが、みんな元気良く働いています。歳がちょうど自分の両親くらいの年齢の方も多く、職場の同僚でありながら家族や親子のように仕事をさせてもらっています。
同じ年配の方でも、女性はお婆ちゃんのように接していたりしますが、男性の方の場合はまたちょっと違った接し方になります。ちょうど私の父親くらいの年齢の方もいるのですが、いつも楽しく過ごしています。
お婆ちゃんの場合は、どちらかというといつも私の話にあわせてくれる感じだったり、私がお婆ちゃんの話をよく聞いたりという感じです。親父さんの場合は、お互いの意見の部分でいろいろと話をすることも多いものです。親父さんはたとえ年配でも、今までの経験や自分のやり方というものをもっています。私には知らないことや、できないやり方ももっていて、いろんなことを教わりながらということも多いものです。
私も自分なりのやり方があったりすると、こうこうした方がとつい話しに熱が入ります。私はこれを野球のキャッチボールにたとえて、心のキャッチボールのように思っています。
たとえば、お母さんとキャッチボールしたとしても、優しいボールしかかえってこないし、投げたボールをキャッチできるかどうかという感じです。ところが親父さんとのキャッチボールだと、まだ勢いのあるストレートやよく曲がるカーブを投げてきたり、こちらも強く投げたボールをきちんとキャッチしてくれたりという感じです。
年齢を重ねるごとに、自分の居場所がどこにあるのか考えてしまうこともあるけれど、親父さんにしかできない気持ちのやりとりもあるものだと、私は思っています。