店長日記

画像: 新しい息吹

新しい息吹

2013年11月08日

今日も冷え込んで寒くなりました。晩秋の頃とも初冬の頃とも思える肌寒い気温の一日でした。そういえば北海道のほうでは初雪も観測されたようですね。
街路樹の木々の紅葉は全般的にはまだなのですが、木の種類によっては紅葉の始まったものもあるようです。今日は朝の散歩道に、学校の脇の植え込みに何本か見事に紅葉している木を見つけることができました。鮮やかな赤色がとても綺麗だったのですが、その木の種類や名前までは分かりませんでした。
いつもの公園に行ってみると、桜の木がだいぶ赤くなってきていました。少し前までは枝の先くらいだったのですが、ここ数日で全体が薄っすらと赤く色づいてきたようです。近くに生えていた柿木も、葉っぱが一枚二枚と黄色や橙色に変わってきているようです。
木枯らしが吹き、やがて紅葉の葉も落ちて厳しい冬の時期を迎えます。冬の頃には木の枝に葉もなく、寒々とした風景が広がるものです。中には常緑の樹木もあって冬の間も枯れることはありませんが、たいていは木の枝ばかりの冬景色となってしまいます。やがて雪が降りはじめ、厳しい真冬の季節が到来すると、森の樹木はじっと長い眠りについたように静寂の時期を迎えます。
木々の静寂は寂しくてもの悲しくも映りますが、それは暖かい春の季節を迎えるための、新しい生命の息吹を宿しているかのようにも感じられます。
写真は春先の頃に撮影した海棠の花、青空に爽やかな風と日差しがやけに心地よかったのは、長い冬のあとだったからかもしれません。
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