2014年01月08日
久しぶりにまとまった雨が降りました。昼頃までは日差しもあったのですが、夕方くらいから降り始めました。気温はそれほど低くなかったので、冷たい雨という感じにはならなかったようです。明日以降は再び寒さが戻ってきそうなので、体調の管理に気をつけようと思っています。
新しい年を迎えて、仕事も始まった方も多いと思います。これからの時期は寒さが最も厳しくなり、なかなか冬らしい風情を楽しんだりというゆとりも少なくなってくるころです。日中に外を出歩いてみると、日差しには明るさが感じられるようにもなってきましたが、公園の池などには氷が張っているのをよく見かけます。
こんな寒さの中でも冬の花を咲かせて、一足早く春の訪れを感じさせてくれる花もあるようです。冬牡丹や寒牡丹といわれる花もその一つです。
牡丹の花はあまり詳しく知らなかったのですが、去年の春に古都のお寺を訪れていて、大きな大輪の花を見つけたのがきっかけでした。初めは芍薬の花かと思ったのですが、大きくて綺麗な花を咲かせる様子に大変心を動かされました。
春の頃に見頃の時期を少しのがしてしまい、咲き初めと終わりの頃しか見れませんでした。ところが、冬の最も寒い時期に寒牡丹が咲くことを知り、ぜひ見てみたいと思っていたものです。
写真の牡丹には藁で囲いが作ってあり、雪などが降るとこれも古風で素敵な風情を感じさせてくれそうです。六の花・氷の花に寒牡丹、探してみればまだまだ沢山の冬の風情や趣が見つかるものかもしれません。